・白内障
(日帰り手術対応)
*毎週火曜日のPMに予約制で施行しております。
*手術前の診察から執刀,術後の管理まですべて院長が担当致します。
水晶体というレンズの働きをする部分が濁り、光が通りづらくなり、結果、見づらくなる疾患です。
治療法は手術です。手術で水晶体の濁っている部分を取り除き、透明な人工レンズに取り換えます。
当院では日帰りでの白内障手術を行っています。
手術後も定期的な通院が必要です。
手術翌日、翌々日は必ず受診して頂き、状態によりその後の通院間隔は異なります。
*白内障の程度やお体の具合によって入院での手術が望ましい場合、対応いただける施設へご紹介致します。
【当院での手術までの流れ】
①診察
診察して視力障害の原因を調べます。
白内障が原因と判明した場合、手術が適応か否か説明し相談させていただきます。
手術希望の方は手術日や検査、説明の日を相談、予約します。
②手術予定日の一ヶ月ほど前:手術前検査 + 手術説明
手術する目の検査をして、眼内に入れる人工レンズの度数などを決めます。
手術方法などをしっかり説明しますのでよろしければご家族と来院ください。
③手術1週間前
変わりないか目の状態を確認をします。
前回の説明で手術に関して不安なことや不明点などあればご相談ください。
手術当日の来院時間をお伝えします。
【手術当日】
お知らせした時間に来院ください。
手術時間は約15-20分程です。難易度によって前後致します。
手術前の点眼や準備、術後の確認時間も含めると来院から60-80分程でご帰宅となります。
【手術翌日以降】
定期的な通院がしばらく必要です。
毎日の点眼もしばらく続きます。
感染予防のため、洗髪や洗顔などを一時的に制限させて頂きます。
*その他、疑問点などありましたら、医師までご相談ください。
白内障手術後の見え方で重要となる眼内レンズを選ぶ際、患者さんの日常生活についてしっかりとお聞きし、最適な眼内レンズを患者さんと相談し決定いたします。当院では保険診療の単焦点眼内レンズおよび、選定療養の多焦点レンズの取り扱いがあります。
単焦点レンズは、「近く」「遠く」のどちらか片方に焦点を合わせたものがあります。近い距離に焦点が合う眼内レンズでは、遠くのものを見るときに眼鏡などが必要になります。逆に遠い距離に焦点が合う眼内レンズの場合は、手元のものを見る時に眼鏡などが必要です。どちらを選ぶかを決めるためには、どちらの距離を見る時に眼鏡をかけたくないかをポイントにすると選びやすいと思います。
多焦点眼内レンズは眼鏡をかけない暮らしが期待できますが、一方でその特性に伴うデメリットもあります。多焦点眼内レンズには向き不向きがあります。
特性や医師の説明をよくご理解いただけない場合には、手術を受けられない場合もあります。万が一、不適応となりますと、レンズを入れ替えるのは簡単ではありません(入れ替えの場合は保険がききません)。事前にメリットとデメリットをしっかり知って、慎重に検討したうえでの選択をお願いします。
多焦点眼内レンズは近方と遠方に光を振りわけます。そのため、薄暗い場所で見え方が少しぼんやりする傾向を持っています。 手術後、慣れるまでにある程度の時間がかかる場合があります。
見え方は個人差がとても大きく、また満足度もそれぞれ異なります。そして、多焦点眼内レンズの手術を受けた場合でも、眼鏡が必要になるケースがないわけではありません。特に細かい文字を扱ったり、精度の高い手作業のお仕事、長時間パソコンなどの画面を見るお仕事などをされている場合には、眼鏡が必要になるケースが多くなります。
多焦点レンズのメリット
多焦点眼内レンズは眼鏡をかけない暮らしが期待できます
多焦点レンズのデメリット
①多焦点レンズの性質上、夜に光るものはにじんで見えます(グレア、ハロー)。たとえば、お月さんや車のヘッドライトのまわりに少しひかりの輪が見えます。
②多焦点レンズは常に光を遠くと近くに割り振っていますので、すべての光が利用できるわけではありません。そのため暗いと光の量が足らず見にくかったり、はっきり感(コントラスト感度)では単焦点レンズに劣ります。夜間運転をよく仕事をする方には不向きと言われています。
③眼底疾患など目に疾患がある方は使用が推奨されておりません。
④値段が高い
⑤遠近の画像を頭でうまく解析できない可能性があり、その結果、見えづらい状態、いわゆる不適応が起こる可能性があります。その結果、遠くも近くも見えづらさが残ってしまう場合があります。
⑥入れ替えの手術となるとすべて実費負担となる
従来の保険診療で行われていた単焦点レンズを用いた白内障手術の費用(※自己負担分:およそ15万円に、0~3割自己負担比率をかけたもの)に加え、多焦点レンズを希望される方は多焦点レンズ代と追加検査代を自費で払うということになります。
*画像引用元:日本眼科学会
当院で取扱いのある多焦点レンズの種類と手術の他に追加でかかる費用(選定療養の費用)
① クラレオン パンオプティクス:乱視なし(280000円)、乱視あり(300000円)
② クラレオン ビビティ:乱視なし(280000円)
③ テクニス シナジー :乱視なし(260000円)、乱視あり(280000円)
*テクニス シナジーは販売中止により2025.6月で取扱い終了となります。
医院名 |
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ながや眼科 |
院長 |
長屋 匡俊 |
住所 |
〒454-0933 愛知県名古屋市中川区法華2-55 |
診療科目 |
眼科・小児眼科 |
電話番号 |
052-351-2500 |
名古屋市中川区、名古屋市港区、名古屋市中村区、名古屋市熱田区、蟹江町の眼科一般、小児眼科。
日帰り白内障手術 応需。
糖尿病網膜症検診、ドライアイ治療、緑内障検診、学校検診、アレルギー、眼鏡処方、コンタクトレンズ交付。
*コンタクトの処方せんのみの発行は行っておりません。院内での交付となります。また、その場合お渡しまで2-3日いただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。